Bhaktanjali Blog

バクティではルースをお選びいただいてネックレスをオーダーいただく事もできますし、天然石の名前をお伺いして、まだネットにのせきれていない多数のルースからお選びいただく事もできます。

今回はルチルクォーツのネックレスを2点と、ロードクロサイトのネックレスを1点創作ささせていただきました。

こちらはブラジル産のルチルクォーツで、黒くなっている所がルチルベースになっていて、そこからルチルが放射状にきれいにはいっています。

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こちらもブラジル産ルチルクォーツです。ゴールドとブラックのルチルでいっぱいで、とても綺麗です。

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こちらはアルゼンチン産ロードクロサイト/インカローズです。発色の良い縞模様のあるインカローズで、左下に金属質のパートがあります。

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僕が初めてインドに行ったのは、大学を卒業した直後でした。卒業式の2日後にはじまった無期限の旅、夜学の大学に通いながら朝昼働き、必死でためた旅資金をトラベラーズチェック(懐かしい...)にかえ、当ても無く踏み入れたインドの大地。

圧倒的な文化の違いがとても新鮮で、 まだ子供だった僕は本当にスポンジのようにそれを吸収していた。シタールを習いはじめ、まるで自分はずっとそうだったかのように、それまでの自分とは全く違う自分に変化していった。それはバクティのプロフィールにも書いている、「まるで壷に入った牛乳に一滴のヨーグルトが入ると全体がヨーグルトになるように」、僕を変化させた。

それは「変化」というより、自分というコアに付着した事象を取り除く、「浄化」の時期だったのかもしれない。

とにかく僕は、そういった状況の中でインドのバラナシでガンジス川に座っていた。

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ガンジス川のほとりはガートという沐浴場になっていて、 shivala ghatの少し川下でチャイを飲んでいると、色々な光景が目に入ってくる。いつも「kawa?」(買う?と聞いているつもり)と話しかけてくる笛吹きのおじいちゃんや友達のボート乗り、野犬にクッキーをあげ、気がつくと山羊にチャイを飲まれている...とてもインド的な空間。

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レッスンの後、じんじんする指をチャイで暖めながらひとりガンガーを眺めていると、ヴィシュヌ派のサドゥ(修行僧)が横に座ってくれた。少しピンクがかった袈裟を着て、他のサドゥに比べるととても知的に見え、顔も険しいというよりは穏やかだ。

彼は英語は喋れないらしく、僕もヒンディが全く喋れなかったので、時々喋りながら時を過ごしていると、一冊の本を出してきた。そしていきなりページを開いてみせてきたのは....

デンドライト(忍石)のルースだったんです。僕はまだ天然石を取り扱ってなかったのですが、今でもはっきりと覚えています。オーバルシェイプの少しホワイトがかったルースの真ん中に、一本の樹が映えているように模様が入っているデンドライトでした。

彼はその石を指差し、にこっと微笑んでくれました。その時、思ったんです。天然石ってこんなに個性的なんだって。いわゆる宝石とは全く違う魅力がそこにはある事に初めて気がついたんです。けばけばしい服装でこれ見よがしに見せる石ではなく、自分という存在にフィットし周りを調和する石の存在に。僕がバクティを開店するに至った、大きなファクターの一つです。

出来るだけ削って少し無垢になっていた僕の心や思考は、スポンジどころか掃除機のようにそういった出来事を通して様々な経験を吸収していきました。それは今となっては僕自身になっていて、あの頃に得た経験は今になっても僕を変化させてくれているようです。

それは、一滴のヨーグルトが牛乳をヨーグルトにかえてしまうように。

 

工房でひとしきり創作や手仕事をやり続けると、10日ほどでどこかに行きたくなってくるので出かけるようにしているんですが、今回は淡路島に行ってきました。工房に居る限りは休めない体になってしまっていて....自分のテリトリーからはなれる事で、ようやくゆっくり出来るというふしぎなサイクルが続いています。

淡路島にはここしばらく通っています。ネパールで知り合った友達や、旧知の友が今住んでいます。様々な手仕事を出来る人達が居て面白いんです。山暮らしが長いので、魚介を楽しみ夕日が沈む海を眺めながら車を走らせるだけでも楽しい。

旧知の友が連れて行ってくれたのは、とてもきれいなサンセットポイントでした。

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神社の横をおりていき、磯を気をつけながら進んでいくと岩の割れ目の中を道が進めるようになっていて、振り返ってみると....

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「季節の境目に太陽が一直線状になってるらしい」

友が歩みを止めて教えてくれました。光のエネルギーが海面を照らし、山とは違う自然の一面がそこには広がっていました。

淡路島は始まりの地とされていて、神社がたくさんありプライベート(?)な巫女さんもお客さんを連れて参道でお祈りをあげたりしています。まだまだ知らない事ばかり、しばらく通う事になりそうです。

この場所に僕のクリソコラのネックレスを一緒につけていけて良かった。素晴らしい浄化のひと時でした。

構想する事数年、材料の手配に手こずりましたが、ようやく京都工房の作業スペース兼ガレージがほぼ仕上がりました!ここから化粧にはいっていきます♪

石の研磨や樹の加工、もの作りに関する機械や工具の設置、長野と京都にバラバラになっている僕の道具たち、バイクや雪板等心ゆくまでごそごそ出来る場所作り、ようやくここからはじまる感があります。

外装だけ仕上がっていって1、2階の内装が施されていなかった京都工房。数年かかっていますが、創作や出店の合間を縫ってようやくここまでこぎ着けました。

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使ったのは北京都で生産されている杣木という杉板です。約一ヶ月、昼の数時間をこれにささげ、壁、物置スペース、窓、天井等が仕上がりました!

天井の化粧、照明の変更、物置スペースの内部、このスペースだけでも、完成はまだまだですね。

また、高級北山杉の腰板を使って工房のドアの創作、創作 設置した階段の手すり、2階工房内部の漆喰の仕上げ塗り等、春までに仕上げたい事がたまっています。

かなり頑張って施行しているのですが、やはりそこは素人、時間だけはかかります...でも、自分の手でこんなに大きな手仕事を作り上げていくのは、他には無い面白さがあるんです。

このまま勢いに乗って、今月中に工房ドア、階段の手すり設置まではいきたいなと。すてきな京都工房を春までに仕上げて、お客様もゆっくり出来るようにしますね!

 

ジオードインクリソレースのルースをお預かりして、オーダーメイドネックレスを創作致しました。

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瑪瑙の縞模様もさることながら、ジオードが絶妙なバランスで構成されています...とてもきれいなルースですね。

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ビーズはアクアマリンとペリドットです。最近この色味の天然石が集まってくる感がすごいです...いい感じに仕上がりました。

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本間敬二bhakti デザイナー
本間 敬二

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